終わった。
 人生に一度の夏休みが
 終わったような気がした。


 一応退院。末の妹がきちんと歩けない亜也を見て「亜也ねえ、ペンギンさんみたい」という。あまりにも無垢な幼児の言葉だ。

 次女の亜湖はなにかおかしいと気づき始める。
 タクシーで通学させようとする母。身体障害者手帳の発行に反発する父。

 「私、強くなる」
 「今度泣いたら罰金500円」

 さらに文字が徐々に書けなくなる亜也。教室の移動も時間がかかる。自室でリハビリを続ける亜也を心配する亜湖。周囲の友人に迷惑をかけていることを気にする。体育はできない。校庭で運動するクラスメートを教室から見る亜也。そして、倒れこんでしまう。病院に運ばれる。

 「ごめんね」。あやまってばかりだ。

 問いらにいかないように水分をとるのを控えていて脱水症状を起こす。

 「みんなに迷惑をかけるのが。社会ってもんじゃないのか」。医師がいう。

 「彼女には関わるな」「みんなにいやなおもいさせちゃってごめんね」「もうやめよ、あやまるの。病気になったの亜也のせいじゃないでしょ。もっとどうどうとしててもいいんじゃない」

 「障害者手帳は、亜也が社会の一員であることの証明なの」
 妹、弟に長女の病気を告げる母。
 「直るんでしょ?」「直らないんだって。今の医学では」

 「あたし、ごめんね、じゃなくってありがとうって言葉を大事にする」

 先輩に公衆電話から電話をかける亜也。その前に麻生にいう。
 「見張っててくれないかな。私が泣かないように」


 もう あの日に帰りたいなんて言いません
 今の自分を認めて生きていきます。

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